仮想化生活への軌跡

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検証用サーバーマシン(Express5800 S70改)の構築

12.03.2013, PCパーツ, 自作サーバー, by .

はじめに

先日の記事で紹介したパーツを用いて、検証用のサーバーマシンを構築しました。

検証用サーバー_ケース

構築過程

構築といっても一から組み上げるのではなく、今回はVMware ESXiでサーバーを統合したことにより稼動を休止していたExpress5800 S70/RB(通称鼻毛鯖)の主要パーツの追加交換を行い、各種仮想化ソフトへの対応やVT-dによるPCIパススルーの実験に利用可能な状態に整備しました。

まずはCPUをPentium G6950からXeon X3430に換装し、コア数の増加及びVT-dへの対応を図りました。
検証用サーバー_CPUの装着

オリジナルのクーラーは他のマシンに転用してしまったため、CPUの冷却にはCore i7のリテールクーラーを使用します。
検証用サーバー_CPUクーラー

メインメモリはCFDのDDR3-1333 4GBモジュールを2枚装着します。
検証用サーバー_メモリー

マザー及びCPUともにECC対応品であるため、時機を見てECCメモリに換装する予定です。

Xeon X3430にはGPU機能が内蔵されていないため、PCIスロットに往年の名機Matrox Millennium G450 32MBモデルを装着します。
操作は主にリモート環境で行うため、性能よりも静粛性や省電性を優先しました。
検証用サーバー_G450

ストレージには余りパーツのIntel SSDを2つ接続します。
検証用サーバー_SSD1

メインで使用(OSを格納)するのはこちらのX25-M 80GBです(もう1台はデータ用)。
検証用サーバー_SSD2

検証用機ということもあり、面倒なSSDの固定は回避し宙吊りの状態で使用することにしました。
検証用サーバー_SSD3


スペックのまとめ

最後にスペックをまとめておきます。
CPUIntel Xeon X3430/4コア4スレッド
マザーボードMS-9666 VER 1.1 (Express5800 S70/RB)
メインメモリCFD DDR3-1333 4GB*2
VGAMatrox Millennium G450-PCI 32MB
ストレージIntel X25-M 80GB /Intel 330 120GB
ケースNEC Express5800 S70/RB /Micro-ATX

肝心の用途ですが、さしあたりVMware ESXi 5.5、Hyper-V 2012、Xen Server 6.2あたりのテストを行ってみようかと考えています。
特にXeon ServerのPCIパススルー機能は当ブログの趣旨からしても興味深いところです。

テストの模様は当ブログで随時レポートしていく予定です。


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18 Responses to 検証用サーバーマシン(Express5800 S70改)の構築

  1. 2013-12-20 at 01:33 かかちゃれ

    こんにちは。
    ブログ拝見させていただきました。

    1つ質問させてください。
    私も近々同じようなパーツの組み合わせで組む予定なのですが(鼻毛鯖+x3430+CFD2GBx2+GEFORCE7600)、特に鼻毛とCPU(x3430)の組み合わせでの動作報告がなく(見つけられないだけ?)、ちょっと心配してました。
    特に問題なく起動などしますでしょうか?

    返信
    • 2013-12-20 at 08:32 gatsuneko

      コメントありがとうございます。

      ご質問の件ですが、少なくとも私の環境では鼻毛鯖にx3430、更にG450-PCIという変則的な組み合わせでも正常に起動することを確認しています。
      BIOSの立ち上げだけでなく、ハイパーバイザーのXenServerもインストールしてみましたが、今のところ特に問題はないようです。
      CPUファンの挙動が不安ではあったのですが、長時間起動し続けてもごく静かに稼動しています。

      鼻毛鯖にも幾つかの種類があるためどの個体でも100%大丈夫とまでは言い切れませんが、おそらく動作する可能性が高いのではないでしょうか。

      今後とも当サイトをよろしくお願いします。

      返信
      • 2013-12-20 at 13:57 かかちゃれ

        ご回答ありがとうございます。
        動作したということで、安心しました。
        私もこれから、仮想上での録画サーバ構築のため、ブログのほう引き続きウォッチしていきたいと思います!

        返信
  2. 2014-06-24 at 11:56 begineer

    自分もESXi用にExpress5800 S70 PJにXeon X3430やX3450をインストールしてみましたが、BIOSのPOSTも出ませんでした。G6950ではPCI-Eに挿したGeForce7300GTやPCIに挿したRageProから出力されたのですが・・・。CMOSクリアもやってみたり、メモリ1枚挿しにしたり、電源をPlatinumに換えてみたりしましたが、ダメでした。後、試してないのはBIOSのバージョンアップぐらいです。gatsuneko様のBIOSのバージョンを教えて頂けないでしょうか。宜しくお願い致します。

    返信
    • 2014-06-24 at 19:16 gatsuneko

      コメントありがとうございます。

      ご質問の件ですが、当方では以下のBIOSでの動作を確認しています。
      ①1.0.0024(11/01/2010) Xeon L3426, Xeon X3430
      ②1.0.0028(09/27/2011) Xeon X3430, X3450

      ご参考になれば幸いです。

      返信
  3. 2014-06-24 at 22:27 begineer

    半年も経っているのに早々のrplyありがとうございます。
    # dmidecode -s bios-versionの結果、所有しているS70 PJのBIOSバージョンは
    1.0.0028でした。こうなると、もうお手上げです。試したX3430,3450がともに
    壊れていたのか検証のしようがないです。残念です。因にgatsuneko様のS70はRB
    でもPJでもなくSRなのでしょうか?

    返信
    • 2014-06-24 at 22:41 gatsuneko

      begineerさま
      S70は複数所有しておりまして、上記の①がRB、②がSRだったと思います。
      RBは一台のみですが、SRは複数台あり、そのいずれもCPU換装に成功しています(内幾つかは現在も稼働しています)。
      CPU自体の故障は稀だと聞いておりますが、裏面のコンデンサの破損等はあり得るかと思いますので、一度ご確認されてみてはいかがでしょうか。

      返信
  4. 2014-06-24 at 23:24 begineer

    詳細なご返答重ね重ねありがとうございます。M/BにはMS-9666 Ver:1.1とシルク印刷されており、一見53Xfや54Xgと同じに見えるのですが、何か違うのでしょうかね。

    返信
  5. 2014-06-24 at 23:26 begineer

    因に、CPU裏のキャパシタは取れてはいませんでした。

    返信
    • 2014-06-25 at 07:56 gatsuneko

      begineerさま
      となると原因が全く不明ですね…
      お役に立てず申し訳ありませんが、原因が判明した際にはご一報頂けると有り難いです。

      返信
  6. 2014-06-25 at 21:11 beginner

    gatsuneko様
    Xeon3430への換装成功しました!!!電源スイッチ入れたときに何もビープ音もしないので、エラーではないと信じやってみました。BIOSでconfigurationをreset。でも、たぶん原因はメモリーのslot位置ではないかと推測します。G6950では3,4にインストールした状態でも起動できていたのですが、取説を読み返し1,2にインストールしました。使っていたメモリーがECC付きだったのでPentiumではECC無効、Xeonで有効になり、メモリーチェックでダメだったのではないでしょうか?gatsuneko様のBIOS情報のおかげで無事に換装できました。改めて御礼申し上げます。これで、現在稼働中のESXi 5.1サーバーのバックアップサーバーを構築できそうです。

    返信
  7. 2014-06-25 at 22:42 bigineer

    gatsuneko様、やっとX3430の換装に成功しました!!!BIOSのconfigurationをリセットしましたが、それよりもメモリーのslot位置を3,4から1,2にしたことが原因ではないかと考えています。ECCメモリを挿していいましたが、G6950ではECC機能は無効。Xeonに換装するとECCのメモリチェックが有効になり、POSTに辿りつけなかったのではないでしょうか?ビープ音もしないかったのもそれが原因ではないかと。一時は諦めかけていましたが、gatsuneko様の情報が大変参考になりました。これで、現在稼働しているESXi 5.1のバックアップサーバーの目安がつきました。本当にありがとうございました。
    P.S. オーバーヘッドを少しでも減らす目的でESXiを使ってきましたが、VMwareも商売上手になってきたのでVirtualboxに変更しようかとテスト中です。i7 3770無印なら、体感的に処理速度は遜色ない気がします。パススルーに関しては、自分の環境ではホストOSで実現すればいけそうです。

    返信
    • 2014-06-26 at 01:40 gatsuneko

      bigineerさま

      ご丁寧なご報告、ありがとうございます。
      なるほど、ECCメモリとCPUの組み合わせによってそのような挙動が現れるのですね。
      ECC機能を有効化すると起動時のメモリチェックがよりシビアになる、ということでしょうか。
      当方では現在のところECCメモリは使用しておりませんので(PC-9821シリーズ以来ですね…)、将来の換装に向けて大変参考になりました。

      # VMwareの動向は確かに気がかりです。
      # 次期バージョンの状況次第では、当方も他環境への移行の検討を迫られることになるかもしれません。

      今後とも当ブログをよろしくお願い致します。

      返信
  8. 2014-06-26 at 05:35 bigineer

    gatsuneko様連投すいません。ブログなので、承認後に投稿が反映されるのですね。ほぼ、同じ内容で書き込んでしまいまました。自分がESXiを使ったのは、オーバーヘッドを少しでも減らしたいと言う事と、snap shotが撮れることでした。VMware workstaionなら可能ですが、無償のplayerでは無理なのとライセンス条件が厳しいためでした。Virtualboxだとその両方がクリア出来るのと、OSX上でも無償で使え、何よりsnap shotが使える点が素晴らしいです。ビデオ周りはVMwareの方が速い気はしますが。vSpher ClientでRDP的な使い方が出来るのが便利ですが、teamviewerを使うと同様の事が簡単にOSXでもできますね。vncはfirewallの設定が面倒で。ESXiのfirewallにportを許可させるのがとても面倒でした。

    返信
  9. 2014-06-29 at 01:47 begineer

    gatsuneko様こんばんは。HostOSをサポート期間が長いCentOSにするか慣れ親しんだDebianにするか、それともScientific Linuxにするかで悩んで結論が出なかったので、とりあえずESXi 5.1を試そうか思いました。が、オンボードのIntel 82578DMはサポートされてないんですね。自分でドライバを統合したカスタムインストールCDを作ろうとしましたが、参考にしたHPはESXi 4.1でisoファイルの内容が違ったため断念。環境さんぷるさんのHPにe1000e(2.3.2)をビルドしたドライバがあり、どうやら82578DMも使えそうでした。USBメモリにパーティション切ったりちょっと面倒そうだなとHPを読んでいました。TX100 S3の(82579LM + 82574L)でも動作すると書いてあったので、もしかしたらと思ってFujitsuのカスタムインストールを検索したら、ありました!VMware-ESXi-5.1.0-838463-Fujitsu-v250-1.isoというisoファイルが!先ほど、ESXi 5.1をUSBメモリにインストールして、Test Management NetworkやってみたらO.K.出ました!!念のためMacからping打ってましたが、ちゃんと通ってます。

    返信
    • 2014-06-29 at 11:55 gatsuneko

      begineerさま

      ご報告ありがとうございます。
      Intel製のNICとなれば鉄板というイメージがありますが、S70に搭載のIntel 82578DMを含めて意外とサーバー用ソフトでサポートされていない場合もありますね(たとえばWindows HOME Server 2011でもデフォルトではドライバが含まれていなかったように記憶しています)。
      しかし、このような対処法があるとは全く盲点でした。
      作業お疲れ様でした&成功おめでとうございます!

      返信
  10. 2014-07-03 at 21:01 begineer

    Xeon X3430への換装に伴いVGAの違いによる消費電力をワットチェッカーで確認してみました。まずPCI-E接続は、家に転がっていたGeForce7300GTでアイドリング状態60W、Radeon 1650XTでは64W、そしてXpert98XLというとてつもなく古いPCIカードではなんと45W!!稼働中のESXiサーバーはMatrox G200ewでVRAMは8MBしかないけど、仮想PCにはもっと多くのVRAMが割り当てられるようなので、ホストPCのVRAM関係なさそうです。ここまで違うと、サーバーだしパススルーで使わないんならこのRageでも良いのではと思ったりしてます。でも、ここまで古いと仮想PCがまともに動かないのかな?

    返信
    • 2014-07-06 at 14:56 gatsuneko

      ESXiなどの仮想化ソフトでは、私の理解による限りVGA機能もCPUによるエミュレーションで実現されているはずなので、パススルーやHYPER-VのRemoteFXを使用しない限り物理マシンに装着されているビデオカードの性能がパフォーマンスに影響することはないと思います。
      コメントいただいたように、旧型のPCIカードは発熱や省電性の面でのメリットがあり、PCIスロットを備えたS70には誂え向きですね。

      返信

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