仮想化生活への軌跡

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VMware ESXi 5.0.0 Update3 の適用

10.21.2013, VMware ESXi, サーバー仮想化, by .

はじめに

10月17日付でVMware ESXi 5.0.0 Update3 (update-from-esxi5.0-5.0_update03.zip)がリリースされています。
u3-download

きわめて重要(critical)なBug Fixと重要(important)なBug Fix/Secrityの修正を含んでいることから、筆者が管理するESXiサーバーにも適用してみました。

vmware_vsphere_client_replacement_icon

パッチのダウンロード

パッチのダウンロードは、My VMwareサイトから行います。

同サイトにログインした後、上部左側の”Downloads”タブから”Product Patches”を選択するとダウンロードサイトに入ることができます。
esxi_update2

ダウンロードできたパッチファイルは、ESXiホストの適当なデータストアにアップロードしておきます。
esxi-upload


アップデートの適用

SSHサービスの有効化
VMware ESXiにアップデートを適用するためにはいくつかの方法がありますが、無償ライセンスでとりうる方法はコマンドライン入力に限られます。

コマンド入力を行うためには、ESXiホストのSSHサービスを有効化する必要があります。

まず、vSphere ClientからESXiホストにログインし、ホストの「構成」タブ >> 「セキュリティ プロファイル」 >> サービスの「プロパティ」から「サービス プロパティ」を呼び出し、SSHの「オプション」ボタンを押下します。
esxi_update3

現れたSSHオプションウィンドウの「開始」ボタンを押下するとSSHサービスが開始されます。
esxi-update4

メンテナンスモードの開始
アップデートを適用するためには、事前にESXiホストをメンテナンスモードに移行しておく必要があります。

メンテナンスモードに移行するには、全てのゲストをシャットダウン(又はサスペンド)させてから、vSphere Client上でESXiホストを右クリックし、「メンテナンスモードへの切り替え」をクリックします。
esxi_update5

コマンド入力
SSHクライアントからESXiホストに接続し、rootなど管理権限を持ったユーザー名でログインします。

ログイン後、以下のコマンドを入力します。
esxcli software vib update --depot=/vmfs/volumes/データストアの名称/update-from-esxi5.0-5.0_update03.zip


適用作業が終わったら、ESXiホストを再起動します。


適用結果

無事に再起動を終えたら、まずはvSphere ClientからESXiホストのバージョンを確認します。

前回のアップデート結果(1254542)から、”1311175”に更新されました。
esxi500u3

またVMware Toolsのバージョンにも変更があり、新しいバージョンへの更新を促すメッセージが表示されています。
esxi500u3-tools

Linux(Ubuntu Server)へのVMware Toolsのインストール方法については別稿を参照してください。


コメント

Update2からUpdate3へとメジャーなアップデートということで何か大きな変化があるのかとも考えていましたが、今回のアップデートはあくまでバグフィックスやセキュリティ関連の修正を目的とするものであり、機能や対応OSの種類の拡充はないようです。
先日公開されたWindows8.1が今回のバージョンで動作可能かどうかについては、近日中にテストしてみたいと思います。

逆に、ESXi5.1で指摘されているDirectPath I/O(パススルー)の不具合がESXi5.0にも及びはしないかとの懸念もありましたが、筆者が見る限り、PT3、USB3.0カード、SATAカードともに従来どおりパススルーで動作可能です。

既にリリースされているESXi5.5では無償ライセンスによる新機能の利用が大幅に制限されていることもあり、個人でのESXiの利用の将来性に疑念があることは確かですが、今回、DirectPath I/Oが問題なく機能する旧バージョンのESXi5.0.0でもパッチが供給されたことは筆者のような個人ユーザーとしては大きな安心材料となります。


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