仮想化生活への軌跡

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仮想ファイルサーバーのストレージ構成とバックアップ環境

10.13.2013, PCIパススルー, PCパーツ, VMware ESXi, Windows Server, Windowsアプリ, サーバー仮想化, 自作サーバー, by .

はじめに

筆者の環境では、別稿で紹介したVMWare ESXiサーバー上の仮想マシン(VM)として録画&ファイルサーバーを稼動しているのですが、今回はその録画&ファイルサーバーのストレージ構成に焦点を当てたVM環境の紹介を行いたいと思います。


サーバー環境

● 仮想化ソフト:VMWare ESXi 5.0.0 U2
● ゲストOS  :Windows Server 2008 R2 x64、仮想4コア、6GBメモリ
● TVチューナー:EarthSoft PT3



TV録画データ用ストレージ

(1) PT3の録画先ストレージ
PT3の地上波/BS・CSの4ch同時録画におけるドロップの発生を回避するため、高速なSATA3カードをPCI-Expressに装着し、VMにパススルー(DirectPath I/O)し、これに2TBの内蔵型HDDを接続しています。

● SATA I/F:SD-PESA3ES2L
● 内臓HDD :WD20EARX [2TB SATA600]

SD-PESA3ES2LのVM上の認識
asmedia

CrystalDiskMark
cdm-wd20earx

99パーセントの使用率、Direct I/Oによるオーバーヘッド等のため数値自体は低めに出ていますが、ドロップ発生は今のところほぼ回避できており、実用的な転送率が得られていると思います。

(2) 旧データ格納用ストレージ
録画データを退避するための倉庫として、USB2.0対応の外付けUSBケースを使用しています。

● 外付けHDDケース:Corega CG-HDC4U3000
● USB3.0 I/F  : IFC-PCIE4U3S

IFC-PCIE4U3SもSATAカードと同様にDirect I/OでVMに接続しています。
usbif




一般データ用ストレージとバックアップ環境

録画データ以外の一般データの保存には、上記のUSBカードにUSB3.0対応の外付けHDDケースを接続して利用しています。

● 外付けHDDケース:RS-EC32-U3R
● 格納HDD    :ST2000DM001 *2台

CrystalDiskMark
nas-cdm



RS-EC32-U3RはRAID1に対応しており、HDDを2台搭載することでミラーリングが可能となっています。

しかし、RAID1によるミラーリングとはあくまでHDDの物理的な障害に向けた冗長性の確保であり、ファイル操作の人為的なミスには対応できません。
また、素人的な設定ミスによりデータの全損という最悪の事態も想定できます。

そこで筆者の環境ではRAID1のミラーリング機能をあえて利用せず、2台のHDDをそれぞれ独立のドライブとして認識させた上で、フリーウェアのRealSyncを利用して一般データのバックアップを行っています。

余談-DLNA

録画データの視聴にはDLNAサーバーの”PS3 Media Server 1.52.1″を利用しています。

現在公式サイトでは最新版の1.90.1が配布されていますが、筆者の環境では上記の1.52.1以外のバージョンではなかなか安定せず、もっぱら同バージョンを愛用しています。

1.52.1はこちらで現在もダウンロード可能となっているため、最新版で安定しない方にはこちらをお勧めします。


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